前回のFP3級の記事に続いて、FP2級の勉強方法について書きたいと思います。
基本的にはFP2級の時と似たような感じで勉強は進めました。
勉強の流れ
・過去問道場で3年ほど前の過去問3回分を解く →FP2級で増えた内容を意識しながらテキストを一通り読む →テキストの問題を一通り解く →過去問道場で全ての過去問を解く →過去問道場で間違えた過去問を復習する →FP2級合格!
FP3級の時と大きく違うのは、まず最初に過去問に取り組んだ部分ですね。
前回FP3級の勉強をしたことにより一定の知識を得られたことに加えて、試験内容自体も広く浅くだったものを深掘りした感じなので、ある程度の点数を取れるだろうなと考えていました。
実際にFP2級の過去問を最初に解いた時は8割弱の正答率だったので、FP3級をしっかり勉強した成果が出ているなと実感しました。
合格の手応えはこの時点で感じていたのですが、やはり3級にはなかった内容もあったので、改めて2級のテキストを読みました。
テキストを読んで新しい内容を理解した後は、過去問に取り組みつつ、時折テキストを振り返っていました。
最終的には3級の時と同じく初見の問題で9割後半の正答率は出せるようになり、残りは間違えた部分を重点的に対策しました。
FP2級の試験結果
試験結果ですが、学科試験は60点満点中52点(正答率87%)、実技試験は100点満点中91点(正答率91%)でした。
3級の時よりも正答率は下がりましたが、まあ納得できる結果に落ち着きました。
前回得点が低かった相続・事業承継は9点取れて挽回できたのですが、2級ではリスク管理が6点でした。
それでもFP3級と2級の試験を通じて、すべての分野で6割以上取れていたのは良かったかなと思っています。
また当時受けた試験では、国内総生産(GDP)や輸出入相手国に関する問題が突如として出題されていました。
今までと全然違う傾向の問題が出てきて、試験中にも関わらず頭の中で笑ってしまいました(笑)
内容的には小学生の社会とかになると思いますが、問題と選択肢をよく読めば答えが絞られるので、落ち着いて考えることはやっぱり大事だなと思いましたね。
使用した参考書
テキストの紹介
使用したテキストは3級を受験した時と同じシリーズの、ナツメ社から出版されている”史上最強のFP2級AFPテキスト”になります。
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史上最強のFP2級AFPテキスト 21-22年版 [ 高山 一恵 ] 価格:2,090円 |
3級の時に使用してみて実際に分かりやすかったこともあり、同じシリーズを継続して利用しました。
選んだ理由は3級の時と同じですが、一応掲載したいと思います。
①FP2級に必要な広範囲な知識をカバーしている ②テキストベース+適度なカラーで読みやすい ③簡単な問題+頻出問題チェック集が付属している
テキストの内容的には重複している部分も多いのですが、法人税に関する部分など新しい内容やより詳細な内容も含まれているので、2級用のテキストは買った方がいいかと思います。
また、最新版のテキストを利用することは3級の時と同じです!
過去問対策
過去問対策も引き続き、”FP2級ドットコムの過去問道場”にお世話になりました。
過去問道場の魅力は3級の記事に書いているので、下記記事を参考にしていただければなと思います。
2級の試験は記述式の問題も出てきますが、過去問道場では記述式の解答にも対応されています。
そのため過去問対策には過去問道場の利用が本当におススメです!
まとめ
FP2級を受験する大体の人がFP3級の基礎的な知識を持っていると思うので、まずは2級の過去問を解いてみて、実力を再確認してから勉強した方が効率的だと考えています。
年に3回試験があるので、3級に合格した勢いのままに2級の勉強に着手した方が頭にも残りやすいですからね。
テキストについては同じシリーズの方が使い勝手も分かるので、不満がなければ3級の時と同じ種類のテキストを使うのが一番かなと思います。
またほとんどの資格試験は内容を理解して過去問対策をしっかりと行えば、時間に差はあれど合格できるというのが個人的な考えです。
それでも、過去問にない問題が出て焦るかもしれませんが、問題をよく読めば今までの知識を組み合わせて解けることが多々あるので、これから受験する人は冷静になることを忘れないでほしいです!
気になる資格を見つけるには、資格Hacks
FPの資格だけではなく、他の資格に興味のある人は、ぜひ下記サイトもご覧ください!
受験している人の多いTOEICであったり、私も現在勉強中の日商簿記に関するものなど、多数の資格についての情報を得られるサイトになります。
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