米国の増配株式ETFであるVIGの2021年6月の分配金が発表されました。
高配当株式ではなく増配株式になるので利回りは高くないのですが、前年の同じ月と比べて増配という結果になりました!
前回に引き続いてVIGに関する記事になるので、VIGの詳細や購入した理由などは下記の記事を参考にしていただければと思います。
この記事ではVIGの過去の分配金についても振り返ってみたいと思います。
VIGの分配金について
2021年6月の分配金はどれぐらい?
まず最初に、今回発表されたVIGの6月分の分配金は0.675ドル(一口当たり)です。
前年の6月における分配金は0.601ドルだったので、増配率は12.3%というプラスになりました!
ちなみに前年同月と比較すると5期連続で増配という結果です。
ちなみに今の為替レートは大体1ドル110円なので、日本円だと74円ぐらいもらえる計算になります。
分配金推移

VIGの分配金はリーマンショック時の2009年など、時々減配しているときがありますが、基本的に右肩上がりで分配金は上昇しています。
年間を通しての分配金は2007年の時には0.873ドルだったのに対して、コロナショックの影響があった昨年の2020年でも2.297ドルとなっています。
2015年の時点でVIGの分配金は2倍以上に膨れ上がっており、高配当ではないとはいえ単純に持ち続けているだけで利回りが倍以上になることは魅力的です。
増配率推移

前年同月比での増配率がマイナスになっているのは、合計で12回あることが分かります。
それでも、年間を通して増配率がマイナスになったのは2009年と2013年の2回しかありません。
コロナによる影響があっても増配していることが分かり、VIGの底堅さというか安定感が伝わってきます。
まとめ
過去も含めてVIGの分配金をまとめてみました。
・2021年6月の分配金は前年同月比で12.3%アップの0.675ドル
・設定日から現在では分配金は2倍以上の額になった
・コロナショックの際にも増配している
先週の米国株下落に続いて、6月21日は日経平均株価も1000円近く下げるなど値動きが大きくなっていますね…
それでも、VIGの毎月の購入はひたすら続ける予定です!
経済の動向も気になりますが、相場の急変にもうろたえないようにしてやっていきたいと思います。
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