大学生でも続けられた長期投資の実績と有効性

投資

株式投資を行う上で長期投資は大事な要因になります。

そこで今回は、大学生の時から買い続けてきた投資信託の評価額の推移を紹介するとともに、長期投資の有用性について考えてみたいと思います。

投資信託の積み立て

私が主に保有している投資信託は、アメリカや先進国の株式を対象にしたものが多く、今まで売却したことはありません。

購入した経緯やファンドの詳細は別記事に書いているので、興味のある方はご覧ください。

学生時代から始めた投資信託の積み立てについて

投資信託評価額の推移

初めて投資信託を購入した2018年3月から2021年5月末までの全ての投資信託評価額の推移は次のようになります。

月毎の買付額も一緒にグラフに入れられたら見やすかったのですが、買付額を算出するのが大変だったので、年末時点における累計の買付額をオレンジの●で示しています。

投資信託を毎日購入しているので基本的に評価額は上がっているのですが、ところどころ評価額が下がっている部分が見られます。
特に2020年3月頃においてコロナショックの影響により、評価額が大きく減少していることが分かります。

各時点における損益

累計買付額(円)評価額(円)損益率(%)
2018年末84,20077,142-8.38
2019年末228,800259,412+16.98
2020年末374,600451,017+11.30
2021年現在436,400606,573+18.28

2018年末における損益率はマイナスで、それ以外の時期はプラスになっており、現時点では18%近くの含み益になります。

コロナショックや2018年末のように投資信託の損益率がマイナスになっている時期はあるのですが、その時に投資を止めることもなく、淡々と積み立てを行い長期投資を継続しています。

投資信託の保有目的の一つに長期投資の恩恵に与ることがあるので、3年間で一度も売却したことはありません。

若い時から始める長期投資のメリット

複利の力

学生や新社会人には若さがある、つまり投資をする上で時間を有効に活用することができます。

つまり、数々の発見をしてきたアインシュタインが人類にとって最大の発明であると言った、「複利」の力を最大限用いることができるのです。

長期投資と複利の相性は抜群であり、投資する期間が長くなるにつれて、加速度的に資産額が増加していきます。

複利の偉大さについては、配当金のシミュレーションに関する記事で少し触れています。
再投資の有無に関する部分ですね。

新社会人が毎月1万円分の配当銘柄を買ってみると?計算してみた

株式市場は大きな下落を何度も繰り返しながらも、上昇していることは周知の事実です。

そして私が保有している投資信託は株式を対象としたものが多く、また分配金に相当するお金を再投資するものとなっているので、自然と複利の力を享受することができます。

世界の経済が身近に感じられる

大学生の時から長期投資をして良かったことに、経済事情を自分事として捉えられる点が挙げられます。

私は投資信託の前に日本株の購入をしていましたが、日本や世界の経済ニュースにも少しずつ関心を持つようになりました。

そのため、当時はトランプ大統領の発言を始めとしてアメリカが世界に与える影響を実感しつつ、財務諸表の読み方などを学んだりと、投資によって日本や世界の経済に目を向けることができました。

多くの学生はいずれ就活の際に企業の情報を調べることになると思いますが、製品やサービス・企業理念といったものだけではなく、投資をしていれば財務状態の観点からも企業をより深く分析することができます。

投資でもしない限り財務諸表を読む機会はないと思いますが、企業の将来性を把握するためにも、収益の構造などがどのようになっているのか知ることは大事だと思います。

まとめ

長期投資というには3年ちょっとという短い期間になりますが、コロナショックによる資産の下落、そして資産の回復も自分事として経験することができました。

若い時から行う長期投資は複利の力を有効に利用できることは勿論、就活でも経済的な観点から企業分析することに繋がります。
そのため投資に関して自分の知識として蓄えたり、経験することを早いうちから始めて良かったと思います。

全財産を使っての投資はお勧めしませんが、余裕のある資金内で少額でも投資することは将来の糧になるだけではなく、自分が許容できるリスクを確認するという意味でも大事になると考えています。

それでも投資が合わないと感じたなら素直に手を引けばいいし、多少の損があってもリカバリーできることが若者の最大の武器だと思います!

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