今回は新社会人である私が保有している商品から、アセットアロケーションとポートフォリオがどのようになっているのか調べてみました。
今まで購入してきた商品を公開していましたが、実際の投資割合をしっかりと把握していないと思い立ち、まとめてみました。
また今回の記事では、持ち株や企業型確定拠出年金の分は含めないで出しています。
言葉の説明
まず最初に言葉の説明をしたいと思います。
アセットアロケーション:資産クラスの配分 ポートフォリオ :具体的な金融商品の組み合わせ
ちなみにアセットは資産を意味しています…
資産クラスとは、国内・先進国・新興国という対象地域における株式・債券・REIT(不動産)・コモディティ(商品)などの資産のことを指します。
そのためアセットアロケーションは先進国株式や国内債券といったように大まかに分類することができ、この資産配分によって投資の成果が変わってきます。
それに対してポートフォリオは、具体的な商品をどれぐらいの割合で購入するかという商品の組み合わせを示しています。
実例を見てもらえれば分かりやすいかなと思うので、簡単な説明はこれぐらいにします。
新社会人のアセットアロケーション

上のグラフが現在のアセットアロケーションになります。
日本を除いた先進国株式が62.5%、日本国株式が34.4%となっており、これら2つがリスク資産の大半を占めていることがわかります。
若いからリスクをとれるということで株式を中心に買い付けており、株式が9割以上を占めていてもおかしくはないなと思いました。
しかし投資スタンス的にも、リスク資産のほとんどが株式でも問題はないと考えています。
また債権やREITは8資産均等型のバランスファンドのみで保有しており、現在買付は行っていません。
そのため債券などのの比率は必然的に低くなっており、購入することはしばらくの間はないので、構成比率が上がることはないと思います。
新社会人のポートフォリオ

続いてポートフォリオの紹介です。
6月末時点における株式・投資信託・ETFの合計評価額はおよそ113万円となっており、総資産に占める割合は3割ほどです。
ポートフォリオ内で最も大きな割合を占めているのは投資信託で6割近くを保有しています。
詳細を見ていくと、評価額の大きい上位3つはeMAXIS Slimの先進国株式が25%、eMAXIS Slimの米国株式が20%、オリックスが17%となっています。
上位2つはインデックス型で問題はないのですが、オリックスやビックカメラは単元株で保有していることもあり、全体に占める比率としては高めになります。
個別株なのでリスクが高くなってしまいますが、今後はより早いペースで投資信託やETFの定期的な買付も行っていくので、これら2銘柄の比率は次第に下がっていくと思います。
また現在は投資対象のコアはインデックスファンドとしており、それにプラスして配当をもらえる銘柄に投資を行っているため、爆発的な値上がり益を期待できるポートフォリオにはなっていません。
そのため一部の資産は大きな値上がりを求めて、成長株への個別株購入を考えてもいいのかなと思ったりします。
まとめ
アセットアロケーションとポートフォリオは似たような意味に捉えてしまいがちです(自分も同じものだと考えているときがありました)…
まず最初に投資をする上で自分がどれだけのリスクを許容できるのか把握したうえで、自分に合ったアセットアロケーションを考える必要があります。
そして理想とするアセットアロケーションにするためには、どんな商品をどれぐらい購入するのかを考えて実行していくことが大事です。
私の資産を見てみると株式にほとんど投資しているように見えますが、総資産に占める株式の割合は3割ほどであることを考えると、まだリスクの許容範囲内だと判断しています。
さらに言ってしまうと株式にはまだ投資できると考えているので、今後も理想とする資産配分になるように、もう少し投資の割合を増やそうと思います。
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